溶連菌感染症は、A群溶血性連鎖球菌という
細菌の感染によって起こる病気の総称です。
秋から初夏にかけて多くみられ、くしゃみや唾液でうつります。
一般的に赤ちゃんが感染することは比較的少なく、
2〜14歳の幼児や子供がかかりやすく、
特に5〜9歳にかかる子供が約半数を占めています。
溶連菌は上気道から侵入し増殖して炎症を起こし、
急性咽頭炎や急性扁桃炎として発病し「のどかぜ」の症状がみられます。
突然39度前後の高熱が出て首のリンパ節が腫れ、のどが痛み赤く炎症を起こします。
のどの痛みは強く、嘔吐、頭痛、腹痛のほか、
首のリンパ節がはれたり、中耳炎や筋肉痛や関節痛がでることもあります。
溶連菌感染症はせきや鼻水、目の充血などはあまりみられません。
その後、かゆみをともなう赤く小さな発疹が全身にたくさん広がります。
発病直後は舌に白いコケがついたようになり、
3〜4日すると舌が赤いブツブツでおおわれた「いちご舌」になることが、
溶連菌感染症の特徴的な症状です。
症状:高熱、のどの痛みではじまる。全身に赤い発疹が出る、いちご舌がみられる
対処法:溶連菌感染症は幼児や子供に多く、
3歳以下の場合、感染しても症状がはっきり出ないことが多く、
ウイルスによる咽頭炎や扁桃炎とも見分けにくいです。
この病気の原因はウイルスではなく
細菌によるものなので自然に治ることはありませんので、
2日以上のどが痛んだりとき高熱や発疹が出たりしたときは、
必ず小児科を受診するようにしてください。
溶連菌感染症の治療には、抗生物質が使われます。
1〜2日で熱が下がり、のどの痛みもとれて症状も良くなってきますが、
溶連菌が完全に消えたわけではありません。
しばらくして、
急性腎炎や、リウマチ熱、アレルギー性紫斑病などの合併症を起こすこともあります。
そのため溶連菌感染症の治療の場合は
処方された抗生物質の量や回数を守って服用することが大切となってきます。
抗生物質は途中で飲むのをやめたりせずに、
医師の指示に従い最後まできちんと飲みましょう。
家庭では、脱水症状を防ぐために、こまめに水分を与えましょう。
のどが痛むときには刺激を与えない、消化のいい食事を用意しましょう。
また、5歳以上なら、うがい薬と同じ有効成分で菌を直接殺すことができる
黄色ブドウ球菌や、高熱の原因菌である「溶連菌」、真菌(かび)などにも有効な
「セチルピリジニウム塩化物水和物(CPC)」を配合した
【指定医薬部外品】ヴィックスメディケイテッドドロップ が殺菌・消毒に
有効です。
ちなみに私の息子は溶連菌感染後に血尿が出るなどして
急性腎炎の合併症を起こしたことがあります。
そのときは、検査のため半年以上の期間、定期検査のため病院に通いました。
腎炎の症状が出た場合は、溶連菌感染後の腎炎か、
それともIgA腎症なのか医師からきちんと診断してもらうことが大切です。
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