熱性けいれんは急に高熱をだしたときに起こす全身のけいれんで、
生後6カ月〜6歳の乳幼児や子供がなりやすい病気です。
熱性けいれんは全身がガタガタふるえてけいれんを起こし、意識を失います。
熱性けいれんを初めて起こす年齢は、2〜4歳ごろがピークで、3歳ごろまでです。
6歳過ぎには発熱してもほとんどみられなくなり、
熱性けいれんが7歳過ぎに起こることはまずありません。
乳幼児や子供は、大人の10倍以上もの頻度でけいれんを起こしやすいといわれます。
それは、脳の細胞が未発達で、
わずかな刺激にも脳の細胞が興奮してけいれん性の電波を発することや、
それを抑制するはたらきも未発達なために、
脳の興奮がそのままけいれんとなって現れるためと考えられています。
症状:高熱時のけいれん
対処法:熱性けいれんを起こしたときは、急に目をつり上げたり、
白目をむいて手足をつっぱったり、全身をそり返らせてガクガクさせたりしますが
落ち着いてよく観察してください。
大声で呼びかけたり、体をゆすったりするのは禁物です。
静かに横たえ、手足の様子がよく観察できるように、布団はかけないでおきましょう。
あわててゆすったりすると、
けいれん後の睡眠がとれず、もう一度発作が起きたりします。
また、窒息などの危険がありますので割りばしやタオルを口につめる必要はありません。
左右対称のけいれんで、数分でおさまり、
けいれん後に寝てしまい、その後いつもと変わらない状態になれば、
まず「熱性けいれん」と思って間違いありません。
熱性けいれんは、心配のないものがほとんどですが、念のため受診してください。
「けいれんが10分以上続く」
「けいれんが左右対称でない」
「1日に2回以上起こした」
「6歳以上で起こした」
「熱がないのに起こした」
「けいれん後、睡眠から目覚めた後、マヒが残っている」
などの場合は、熱性けいれんではありません。
すぐに病院へ向かってください。
また、今までにけいれんを起こしたことがない子供が、
5〜6歳になって初めて高熱に伴ってけいれんを起こしたような場合や、
7歳を過ぎても起こる場合、
生後6カ月以前に高熱とともにけいれんを起こす場合には
熱性けいれん以外の病気が疑われるので、詳しく診てもらう必要があります。
熱性けいれんの薬…
「熱性けいれんの薬」小児の抗けいれん薬(外部サイト)
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